外壁塗装の基本!重ね塗りの内容を解説
外壁塗装で大事な重ね塗りって!?
外壁塗装をする際に重要なポイントとしてあげられる作業の1つが、「重ね塗り」です。
塗料を何層にも分けて塗るのですが、重ね塗りの基本的は、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りです。
業者によっては、下地処理にもうひと手間かけて4度塗りをするところもあります。
ではなぜこんなに何度も塗る必要があるのでしょうか?
重ね塗りする理由は、一言でいうと「耐久性を上げる為」です。
塗膜と呼ばれる塗装の厚さを確保することで、耐久性を上げて長持ちする様に塗装するんですね。
そのため、下塗りをして乾かした後に、上塗り用の塗料を2回塗る3工程で作業をするのが正しい外壁塗装と言えます。
重ね塗りと塗料に関して見ていきましょう
@下塗りは塗装の耐久性を上げる第一歩
まず、外壁を塗るときの第一歩が「下塗り」です。
下塗りに使われる塗料は様々あり、業者や外壁の状態によって何を使うか異なります。
塗料名 |
特徴 |
---|---|
シーラー |
塗料が下地に吸い込まれない様にすることが出来ます。そうすることで下地と塗料の密着を良くする機能があります。 |
プライマー |
上に塗る塗料と下地の密着性を高める役割があります。下地の処理が多少甘くても、このプライマーを塗ることでしっかり密着させる事が出来ます。 |
フィラー |
下地が多少デコボコしていたり、軽いひび割れがある個所を埋めて塗装がきれいに乗りやすい表面を作ります。 |
サフェーサー |
下地を、上塗りの塗料が乗りやすい様にします。また、下地の色を隠して上塗りの色がきれいに出やすくします。 |
微弾性フィラー |
通常のフィラーと比べると弾性があり、一度に厚めの塗膜を作ることが出来ます。塗る回数を少なくしつつ塗膜をしっかり作れるので便利です。 |
A塗装にしっかりと厚みを持たせる中塗りと上塗り
言い方としては、中塗り・上塗りと言っていますが、実際に使う塗料はどちらも上塗り用の塗料を使います。
ではなぜ2回塗るかというと、「塗装に厚みを持たせるため」です。1度に塗膜を厚くしようとすると塗料が垂れてきてしまい、理想の厚さを確保できません。
その為に、1度塗装をしたら乾かして、その上に再度塗装を施します。
こうすることで塗膜が厚くなるので、耐久性も上がることになります。
下塗り塗料同様に、上塗り用の塗料にも様々種類があります。外気に触れる部分なので塗料選びは大事なポイントと言えます。
塗料別に特徴を見ていきましょう。
塗料の種類 | 耐久年数 | 特徴 |
---|---|---|
アクリル系塗料 | 約5年 |
最も安く塗装が出来ますが、その分耐久性が低いため定期的に外壁塗装が必要です。 |
ウレタン系塗料 | 約7年 |
やや耐久年数は短いですが、比較的予算を押さえつつ、コストパフォーマンス的にはバランスの良い塗料です。 |
シリコン系塗料 | 約12年 |
一般的なグレードの外壁塗装で1番多く使われている塗料です。耐久年数も長めで、その割に価格も抑えられるコスパに優れた塗料です。 |
フッ素系塗料 | 約17年 |
1回あたりの工事価格は高いですが、その分耐久年数が長いため、長期的に見るとお得になります。汚れもはじきやすいです。 |
遮熱塗料 | 約17年 |
太陽光による温度の上昇を抑えられるため、特に夏場は室内の温度を低く抑えて省エネにもつながる高機能塗料です。 |
光触媒塗料 | 約20年 |
太陽光で汚れを浮かせて雨で流してしまい、更に遮熱効果もある高機能塗料です。今最も高価な塗料です。 |
上塗り塗料は、耐久年数が長くなるに連れて価格も高くなると考えて間違いありません。
ただ、ここで注意しなくてはいけないのが塗装業者の質です。
例えば、光触媒塗料はメーカー主催の専門の塗装講習を修了した職人でないと塗れませんし、ウレタン塗料だとしても塗り方次第でもっと耐久年数を長くすることも出来ます。
B平均的なシリコン塗料でいいという方の注意点
既にご紹介した通り、外壁塗装で1番バランスの良い塗料がシリコン塗料です。
余りコストはかけたくないけど、耐久年数が短いのも嫌というニーズに1番マッチしている塗料がこのシリコン塗料といえます。
最近では、お客さんの方から「シリコン塗料で」と指名が入る位一般的になってきていますが、下記の点に気を付けて下さい。
シリコン塗料と言ってもグレードによって全然違う
一言でシリコン塗料といっても、グレードによって価格はピンキリです。
その価格差の秘密は、シリコン含有率の差にあります。その塗料にどの位のシリコンが含まれているかで価格が変わってくるのです。
どの位含まれているかで、耐久年数も変わってくるほど重要なポイントなのです。
元々シリコン塗料はアクリル塗料ベースで出来ており、ほんの少しでもシリコンが入っていれば「シリコン塗料です」と言って販売出来てしまうんですね。
メーカーではシリコン含有率まで公表していませんので、各塗料の定価を見ることでグレードを把握して、適切な塗料を選ぶ様にしましょう。
よく悪徳業者が「うちの塗料はシリコン塗料なので耐久年数も長いですよ!」なんて営業をしますが、シリコン含有率の低い塗料を使っていることも多いです。
また、1液性のシリコン塗料はグレードの低い物が多いので、塗装業者が勧めてきた塗料が2液性の塗料かどうかも確認してください。
※2液性塗料とは、塗装の際に塗料に硬化剤を混ぜて使うタイプの塗料の事を言います。
塗料選びも信頼できる塗装業者におまかせ
塗装の重ね塗りや、使う塗料に関して解説してきましたが、素人では中々判りにくいことも多いですよね。
そんな時に頼れるのは、やはり塗装業者です。
あなたの自宅の状態や予算に合わせて、1番適切なプランを組んでくれる業者さえ見つかれば、塗料選びにもあまり頭を悩ませる必要もなくなります。
業者選びさえ間違わなければ、無駄のない外壁塗装が実現できるということですね。
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